今年はオークションサイトに本格的なテコ入れか?

はいこんにちは。

薬機法広告チェックサービスです。

本日のお題目は「オークションサイトに本格的なテコ入れ」についてお話しします。

どうでしょうか?

オークションサイトで何か買ったという経験。

管理人自身もその昔中古の車のホイールを落札した経験があります。便利ですよね…。

さて、そのオークションですが、実に様々なものが出品されていますが、そのオークションサイトが薬事法違反の無法地帯になっているというお話があります。

どういうことでしょうか?



オークションサイトが騒がしくなるか…

通常のショッピングサイトは勿論「薬事法」の規制対象になるのですが、これはオークションサイトであっても同じ。

そして、個人の出品であっても規制の対象。個人なんだから大丈夫ということはありません。

実は、オークションサイトに関しては以前から「行き過ぎた表現」が多々見られるということで問題視されており、去年から徐々に規制の動きが見られていましたが、今年に入ってもしかすると本格的にテコ入れが始まるかもしれません。

これまでオークションサイトを展開してきたサーバーの管理元のスタンスでは、あくまでも出品者の意思によって出品し文言を入力するものであり、それに対して管理元は原則関与しないというものでした。つまり、オークションサイトを運営する管理元は「あくまでも出品者に場所を貸しているに過ぎない」という立場でした。

ですが、徐々にそのスタンスが通用しなくなっています。

それがここ数年の間でオークションサイトに出品されている製品の文言が、あまりにも過激になりつつあり、これが「無法地帯」と言われているまで問題となっているからです。

行政もこれを問題視しており、各オークションサイトの運営元に何かしらの通告をした模様です。

今後法律が改定されれば、本格的な取り締まりが始まる事と思います。

いままで、出品場所を提供しているだけというスタンスは、今後通用しなくなるかもしれません。


よく似たフリマサイトはどうなのか…

結論から言えば、薬事法の規制対象です。

簡単に言えば、オークションであろうともフリマサイトであろうとも、出品者が個人でも法人でも関係ありません。

仮に薬事法に抵触するようにな文言を並び立て、それを信用して購入した消費者が何らかの損害を被った場合、行政の指導や勧告に留まらず、刑事事件に発展する恐れも否定できません。個人であっても損害が発生すれば、相当額の賠償を背負う事になります。


最終的には出品者のモラル

ネットという便利で匿名性が高いツールだからこそ、個々のモラルが問われます。

過失はともかくとしても、故意に購入者をだますような文言を並べることは、オークションやフリマサイトの品位を損なさせ、利用規約が一層きつくなり利用しづらい環境になってしまいます。

薬事法に抵触しているかの判断は難しいですが、迷った時にはあまり行き過ぎた文言の使用は避けた方が良いでしょう。

くれぐれもご注意を。


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